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先延ばし病の対策自体を先延ばしにしてしまう

ここから第五章です。

第四章では、タスクを先延ばししてしまう時に、いかに先延ばしにせずタスクに取り組むかという方法を提案しました。

これらは対症療法と言えるでしょう。

それに対して第五章では、そもそも先延ばし病を治すもしくは軽くするためにはどうすればよいのかを考えます。

つまり根本治療ということです。

対症療法の問題点

第四章では様々な対症療法を述べました。

これらをひたすら実行していけば、先延ばし病は解決するように思えます。

でも実際には、先延ばし対策やタスク管理ための本やネット記事が多くあるにも関わらず、引き続き多くの人が先延ばし病で困っています。

実は、対症療法だけを知って解決しようとすると、うまくいかないことがあるのです。

ここでは、対症療法が持つ問題点について解説します。

先延ばし病の対策自体を先延ばしにしてしまう

対策をする気も起こらないような時期こそ、膨大な時間が失われていく

そもそも第四章にあるような対策を一つでも実行できている時というのは、本当に困った事態にはなっていないことが多いです。

本当に先延ばし病が発症している時には、そういった対策をとることすらできません。

世の中では、さまざまな時間管理メソッドが紹介されていますが、これらの方法論による差は実はあまり大きくないのです。

そもそも時間管理をしようともしていないようなやる気低迷期にこそ、膨大な時間がドブに捨てられているのです。

こういう時には、そもそも「先延ばし病の対策をしよう」と考えてすらいません。

第四章に「ご褒美を用意する」という対策がありますが、そんなことを考える前にもうそのご褒美を先取りしています。

つまり、先延ばし病の対策そのものが先延ばしされているのです。

何をしても心から楽しめない

こういう時、あなたはその膨大な時間を楽しく過ごしたり、精神力を回復することができているでしょうか。

恐らく答えは「いいえ」でしょう。

むしろ何をしても楽しくなく、精神力は消費されていく一方です。

もし、あなたが本当に「今は何もしなくてもいい時期だ」と心の底から思えていて、実際にその通りにしているのなら、その時間は楽しく過ごせるし、精神力も回復します。

でも実際には、焦燥感や「これではまずい」という感覚が頭から離れません。

本当は、早く何とかした方がいいと思っているのです。

第一章で、先延ばし病とは「やろうと思っていることに、やろうと思ったタイミングで取り組むことが出来ない性質」のことだと述べました。

まさにこれです。

「何とかしなければならない」と思っているのに、それを実行できていないのです。

まさに先延ばし病の症状です。

先延ばし病の症状は、具体的なタスクを先延ばしにしてしまうだけでなく、それに対策するために何かをすることすら先延ばしにしてしまうのです。

これは、大変な問題です。

先延ばし病を何とかするために様々な対策か提案されているのに、その対策が先延ばしにされてしまっては、為す術がありません。

少なくとも今あなたは「本当に何もできない時期」ではない!

でも、大丈夫です。あなたは今このサイトを読んでいます。

あなたはよく「何もしない状態」に陥るかもしれませんが、少なくともこのサイトを読んでいる今現在は、「このサイトを読む」という対策を実行することができています。

また何もしない時期に突入してしまう前に、第六章で解説する「即効性のある対策」をやってみるか、誰かに自分に発破をかけてもらうよう頼むなどして、自分に動いてもらうための仕掛けをしましょう。

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