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重症者のための対策1

ここまでの対策が効かない重症者向け

ここまで上げてきた対策も効果がなく、引き続き先延ばしにしてしまうという人は、ここから説明するような方法を試してみてください。

この先で説明しているのは、慢性的に先延ばし病に悩まされている人向けです。

第一章や第三章で使った重症度レベルで言うと、2以上ということになります。

一番最初のほんのちょっとのステップだけやろうと考える

先延ばし病の人にとって一番むずかしいのは、タスクに取り掛かり始めるその一番最初のハードルを超えることです。

そこで、まずは「一番最初のほんのちょっとのステップ」だけをやろうと考えてみましょう。

食器洗いをするのなら、まずは立ち上がってキッチンまで行ってシンクの前に立つだけ。

勉強をするのなら、机に向かって椅子に座り、勉強道具を机の上に出すだけ。

誰かにメールを返すなら、メールソフトを立ち上げて返信画面を開くだけ。

何か資料を作るなら、ソフトを立ち上げてそのファイルを開くだけ。

これだけをやろうと考えるのです。

この時、「最初のステップだけやったら、そのままその後も続けよう」と考えてはいけません。

これでは結局、最初のステップだけを考えていることになりません。

「最初のステップだけで終わってしまっても、全然構わない。」と考えるのです。

そして最初のステップを実行し、「このまま続けてもいいかな」と自然に思えたときだけ、続ければよいのです。

最初のステップを実行したことにより、「このまま続けてもいいかな」という思いが生じやすくなっているので、最初のステップを実行しなかった時よりも、ずっとタスク本体に取り組みやすくなります。

少しできたからOKと考える

最初のステップを実行したあと、そのまま最初のステップだけで終わってしまうことあるでしょう。

その場合も、その最初のステップを実行できた自分を褒めましょう。

それまでのあなたは、その最初のステップすら実行できていなかったのですから。

少しとは言えせっかく取り組むことができたのですから、それを「これだけしかできなかった」のようにネガティブに捉えてしまうと、それが「やはり自分にはできない」という思いにつながり、その後さらにタスクに取り組むことができなくなってしまいます。

これでは先延ばし病が悪化する一方です。

「今回はこれだけできた」というポジティブな思いを積み重ねていくことで、その後またタスクに取り組む精神力を発生させやすくなるのです。

実行しなくても良いから、どんなステップがあるか考えてみる

それでもタスクに取り組むのが難しい場合は、そもそも「実行しなくても良い」と考えてみましょう。

第三章で解説したように、「タスクを実行できる状態」では、どうしてもタスクの実行や達成のことを考えてしまうため、取り組むハードルが上がってしまいます。

そこで、タスクの実行のことを一度頭から外しましょう。

「今からタスクを実行する必要はない」と決意するのです。

その上で「仮に実行する場合にはどんなステップがあるだろうか」を考えるのです。

タスクを実行する時に最初にやることはなにか、次にやることはなにか、をなんとなく考えましょう。

実行はせず、ぼんやり考えるだけでいいので、ハードルは低いはずです。

そうして「実行する場合のステップ」を考えていると、たまに「ちょっと今からやってみようかな」と思える場合があります。

そういう時は、そのままの流れでやってみてください。

「やるぞ!」と気負うことはありません。

流れに流されるままに、やれる所までやってみればいいのです。

そもそも実行するつもりではなかったのですから、途中で止めてもまったく問題ありません。

もちろん、当初の予定どおり、ステップをぼんやり考えるだけで終わっても、まったく問題ありません。

もしも少しでも取り組んだ場合には、自分を大いに褒めてあげましょう。

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