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重症者のための対策2

今更、一日なにもできなかったくらいで落ち込まない

いろいろな対策を知ったとしても、それらの対策があまり効かなかったり、そもそも対策を試してみようという気力もおこらず、何もしないで一日過ごしてしまうこともあるでしょう。

こういう時に「今日も自分は何もできなかった。自分はダメだ。」などと考えてはいけません。

このように考えてしまうと、その後タスクに取り組む精神力をさらに奪ってしまいます。

こういう時は「確かに今日は何もしていないが、まあ、いつものことだ。別にいい。」と考えましょう。

ここ一週間何もしていなかった人は、一週間のうちで一日でも何かできた日があるのならそれは改善なのです。

ここ一年間何もしていなかった人は、一年間のうちで一日でも何かできた日があるのならそれは成長なのです。

一日何もしなかった日があるくらいで落ち込む必要はまったくありません。

「明日はきっと何かするだろう」と気楽に考えましょう。

関係ないタイミングで、あとで強制力が働く仕掛けをしておく

先延ばし病の人は、「外出中や寝る前など、そのタスクに取り組める状況にない時にものすごくやる気が起こるが、いざそれに取り組める状況になるとやる気が消える」という現象が起こることがあります。

この現象を利用しましょう。

やる気が起こっている時に、後で自分をそのタスクに向かわせるような仕掛けをするのです。

簡単な方法では、自分自身にメールを打っておく、アラームやリマインダーをセットするというものがあります。

その時のモチベーションを思い出せるような内容にしておくと良いでしょう。

また、あとで行かざるをえないように、何かに申し込んでしまう、誰かと会う約束をしてしまう、というのも良いでしょう。

とにかく、タスクそのものに取り組むのではないにしても、やる気が出たタイミングで出来ることをしてしまうのです。

せっかくやる気が出ているのですから「あとでこれをやるぞ」と決意するだけに留めてそのままそのやる気と決意が失われてしまうのは、とてももったいない話です。

目標を周囲に宣言する

「予言の自己成就」という言葉があります。

何かを予言、もしくは宣言すると、それを言ったという事自体が原因で、本当にそれが実現するという現象のことです。

例えば、「僕は旅行の企画が得意だ」と宣言すると、実際にそれが得意でないとしても、周囲からは旅行の企画を頼まれるようになり、実際にこなすうちに本当に得意になる、というものです。

このように、言われた時点では正しくない予言や宣言も、多くの人が本気で捉えて行動することで、本当にその通りになってしまうのです。これを先延ばし病の対策として利用しましょう。

例えば、あなたがある資格を取りたいと思っているとしましょう。しかしあなたは先延ばし病のため、その資格試験の日程も調べていないし、そのための勉強もしておらず、それどころか何を勉強すればよいのかも把握していないとします。

ここで、「自分はこの資格を取る!」と周囲に大々的に宣言してみましょう。

最初は「お前が?本気?」という態度をとられるかもしれませんが、そうは言いながらも、日程を知っている人が「試験はこの日だけど勉強だいじょうぶ?」と気にしてくれるかもしれないし、「あの科目の勉強は難しいから早いうちに始めたほうが良いよ」と情報をくれるかもしれません。

また、勉強している様子がなければ「お前今日は勉強しないの?」と発破をかけてくれるかもしれないし、「この人がその資格に詳しいから相談できるよ」と手助けをしてくれるかもしれません。

このようにして、周囲に宣言するだけで、一人で取り組んでいたときよりも、その資格を取るための様々な作業がしやすくなるのです。

資格試験のような大げさのものでなくても、「帰ったら掃除機をかける」「今日は午後9時まで勉強する」というようなものでもこの方法は使えます。

職場で「帰ったら掃除機をかける」と宣言して帰宅すれば、誰かが「掃除機かけた?」とメールをくれるかもしれないし、それがなかったとしても、翌日に誰かに「昨日掃除機かけた?」と聞かれることを予期して、実際に掃除機をかけておこうという気持ちになります。

また、自宅で両親に「今日は午後9時まで勉強する」と宣言すれば、9時より早い時間に勉強をやめると両親に「勉強は?」と指摘されるでしょう。

このように、規模の大小をに関わらず、周囲に宣言するのはとても良い先延ばし病対策になるのです。

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