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タスクへの取り組みは勢いが大事

最初に勢いをつけるのが一番大変

先延ばし病のある人は、それぞれのタスクの一番初めのステップにたどり着くことが一番難しいのでした。

そもそもタスクに取り掛かるよりも前の段階で、深層心理の運転に従って誘惑に引っかかってゲームをしてしまったり、底なし沼に飛び込んでWikipediaを見始めて抜けられなくなったりするのです。

これを頭の中の車で説明すると、こういうことになります。

ある程度勢いがついていれば底なし沼や誘惑を突っ切ることが出来ます。

沼や誘惑に突っ込んで多少減速することはあっても、勢いがない時と比べて、簡単に抜け出すことができます。

ということで、タスクを先延ばしにしないために最も重要なことは、とにかくスタートしてみてそのまま勢いに乗ること、ということになります。

でもそれが簡単にできる人はそもそも先延ばし病患者ではありません。とにかくスタートを切るために、対策が必要になります。

一度車を降りるとまた勢いをつけ直す必要がある

一度勢いがついた車は、底なし沼や誘惑に突っ込んでも、そう簡単には止まりません。あとはこのままゴールまで走っていくだけです。

強制的に勢いがゼロになる場合がある

ところが、そのまま走り続けることが出来ない場合というのがあります。

例えば、一日では終わらないタスクに取り組んでいて、その日の作業時間が終了した場合がそうです。

この場合は作業を中断し、一度車を降りることになります。

そして残念なことに、前の日にどれだけ勢いにのって作業できていたとしても、翌日にはまた速度ゼロからスタートし、勢いをつけ直す必要があるのです。

するとまた、ある程度勢いがつくまでの間は、誘惑にひっかかってテレビを見てしまったり、底なし沼に突っ込んで棚の整理をしてしまったりします。

こうして、先延ばしによって生じる無駄な時間は、作業が中断するたびに積み重なっていくことになります。

無駄な時間は積み重なっていく

仮に、先延ばし病のないAさんと、先延ばし病を持っているBさんがそれぞれ10時間かかるタスクに挑戦すると考えてみましょう。

二人共、1日に2時間作業して、5日間で完了します。

Aさんはタスクに取り組みたい時にすぐ取り組めるのに対して、Bさんは先延ばし病があるために、作業開始までに毎日1時間の無駄な時間がかかってしまうものとします。

すると、この作業が完了するまでに、Bさんは5時間もの無駄な時間が生じることになります。

ここで重要なことは、Bさんは1時間あれば作業に取り掛かることが出来る能力があるにもかかわらず、作業が完了するまでには5時間もの無駄な時間がかかった、ということです。

このように、一日一日の無駄な時間は少なくても、これが日々重なっていくことで膨大な無駄な時間が発生してしまうのが、先延ばし病の恐ろしいところです。

もしBさんの先延ばし病がもっと重症で、作業開始までに毎日もっと多くの時間を費やすとしたら、Bさんが一生で無駄にする時間はとんでもなく膨大な量になります。

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