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先延ばし病の特徴1

わかっているのにできない

先延ばし病にかかっている人は、やるべきことを意識的に先延ばしにしているわけではありません。

やるべきことにきちんと取り組むことのメリットや、逆にそれに取り掛からないとどうなってしまうかというデメリットをきちんと理解しています。

でも、何故か、取り掛からないんです。やらないんです。誰かに「どうしてやらないのか」と聞かれても、本人もその理由がわかりません。

仮に「ついテレビを見てしまうから」と答えたとしても、本人に「やるべきことを先延ばしにして、テレビを見よう」という意志があるわけではありません。むしろ「やるべきことをやるぞ」という意志を持っているのです。

結局、どうして意志に反してテレビを見てしまったのかという理由は、説明できないのです。

「やる気」はある

「やる気」という言葉の使い方には注意が必要です。

よく「昨日は勉強するつもりだったが、やる気が起こらずに漫画を読んでしまった」というような話をする人がいます。ここで言っている「やる気」という言葉の意味は、「実際に取り掛かる意志」という意味で使われています。

でも、先延ばし病にかかっている人は、取り掛かる意志は持っているのです。つまり、「やる気」はあるのです。

やる気はあるのに取り掛かれないのが、先延ばし病の恐ろしいところなのです。

また、一方で、次のように解釈する人もいるでしょう。

「勉強するつもりだったが漫画を読んでしまったということは、心の底ではやる気がないということだろう。」

ここでは、「やる気」という言葉は「心の底から湧き上がる、それをやりたいと思う強い気持ち」というような意味で使われています。

先程の例とは、「やる気」という言葉の意味が変わっています。

先延ばし病は、この「心の底から湧き上がる気持ち」の有無は問題にしません。とにかく、意識の上で「取り掛かる意志」があるにもかかわらずそれに取り掛かれないのが先延ばし病なのです。先延ばし病にかかっている人は、この「取り掛かる意志」という意味の「やる気」は、持っているのです。

他人の目があるときには先延ばししない

会社の自分の席で、周囲に上司や同僚がいる状況で、仕事を先延ばしにする人はいないでしょう。

いえ、もっと正確に言うならば、さらに優先順位が高い仕事をするために別の仕事を先延ばしにすることはあるかもしれませんが、「取り掛かる意志はあるのに、何故か取り掛かることが出来ない」という形で仕事を先延ばしにする人はいないでしょう。

学校の例でも考えてみましょう。

普段家で宿題を先延ばしにしてしまう人でも、学校での授業中に「今から5分間、教科書32ページの練習問題4を解いてください。はじめ。」と言われて、「やろうという意志はあるのに、何故か先延ばしにしてしまう」という形で取り組めない人はいないでしょう。

このように、先延ばし病は、他人と直接関わっている状況では発症しません。

あくまでも、関係者がその場に自分一人しかいなくて、誰かに見張られてるわけでもなく、多少サボってもただちにお咎めを受けるわけではないような状況で、すぐにやろうと思っているタスクに実際にすぐに取り掛かることができない症状が先延ばし病なのです。

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