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ゴールや締切が近づくと、タスクに取り組みやすくなる

ゴールに近づくと加速する

先延ばし病を持っている人は、次のような経験についても共感する人が多いはずです。

何かしらのタスクに取り組んでいて、もう少しで達成できるという段階になった時、それまでの先延ばし病がどこかへ消えて、自らタスクに取り組み達成を目指すようになる。

これは、締め切りが時間的に近づいてきたときと同様に、タスクの達成が近づいてきて感覚的に実感できるようになったために起こります。

この時頭のなかでは、理性と深層心理が運転する車がゴールに近づいたことで、霧の向こうにゴールを目視できるようになったのです。ゴールが近づいてしまえば、いくら霧がでていても、目で確認できるようになります。

こうなれば、理性も深層心理もそのゴールに向かって車を運転するため、誘惑や沼に落ちることなくまっすぐゴールに向かって走っていくことができます。

夕暮れになると霧が晴れる

先延ばし病を持っている人でも、締め切りが近づくと、爆発的な能力を発揮してタスクに取り組めることがあります。

この現象が起こっている時、頭の中では、なんと霧が晴れているのです。

霧が晴れると、理性も深層心理もゴールを目視できるようになります。こうなると、先延ばし病を持っていない人と同じ状態になるので、自分の意志で取り組みたいタスクに取り組むことが出来るようになります。

ただしこの場合、締切までの残り時間が少ないので、休憩もまともにとらずにゴールまで全速力で突き進むことになります。

達成が近づき、達成を実感しやすくなった

それでは、霧はいったい何故晴れたのでしょうか。この霧は、あなたが「タスクを達成した状態」を感覚的に実感できていないことを意味していました。ということは、霧が晴れた時、あなたは「タスクを達成した状態」を感覚的に実感できたことになります。

これは何故かと言うと、締め切りが近づいたことで、タスクの達成が時間的に近づいたからです。

人間は、時間的に遠いことほどその実感がわきません。

しかし、締め切りが近づいてくると、それを達成した時のイメージ、もしくはそれを達成できなかった時に自分がどういう目にあうかというイメージを強く想像することができます。

その結果、爆発的に能力を発揮することができたのです。

締め切りを頭の中の世界における日没と考えると、「夕暮れになると霧が晴れる」と言うことができます。

締切間際の爆発力にはデメリットがある

しかし、この形での達成は実は理想的ではありません。

本来掛けるべきだった時間よりも短い時間でタスクを達成したため、その仕事の質がまちまちになってしまうのです。

また、本人にも「もっと早くやっておけばよかった」という後悔が残りがちです。

これでは、自己効力感というガソリンは回復しません。本来は、夕暮れより前に(締切よりも早い段階で)ゴールにたどり着くことが理想なのです。

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