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重症者のための対策3

何に取り組むかサイコロに決めてもらう

これは、このサイト以外では紹介されていない、かなり変わった方法だと思います。

何かを判断したり決断するというのは、大きな精神的エネルギーを消費します。

これは、複数のタスクがある時に「次にどのタスクに取り組むか」を決める場合も同じです。

ですので、普通はあらかじめ優先順位を決めておくことで、いちいち「次に何をするか」を考えることなく順番にタスクに取り組めるようにするのです。

優先順位を決めるのも精神エネルギーを消費する

しかし、この「優先順位を決める」という作業も、大きな精神的エネルギーを消費します。

「優先順位を決める」という作業に取り組み始めることができずに、結局何一つ取り組むことができなくなってしまうことも珍しくありません。

自分で決めない

そこで有効なのが、この「次に何をするか」を自分で決めず、サイコロに任せてしまうという方法です。

何を言っているのかわからないと思うかもしれませんが、この方法はかなり効きます。

まずやり方を説明し、そのあとにメリットを説明します。

やり方

リストアップ

まず、今自分が抱えているタスクをリストアップします。

流石にここはサイコロではできませんので、どうしても自分でやらなければいけません。

実際に取り組む必要はないので、思い出せるタスクを書き出してみましょう。

普段からタスクリストを作っている人は、それをそのまま使うことができます。

数字を割り振る

次に、サイコロを用意して、そのサイコロに合わせてタスクに数字を振ります。

用意するサイコロは、タスクが多い場合に備えて20面体サイコロがオススメです。

雑貨店などで100円程度で売っています。

用意したら、1から20の数字をタスクに割り当てましょう。

「1〜3:食器洗い、4〜6:役所の手続書類を書く、7:遊ぶ、8〜15:上司のメールに返信する、16〜19:旅行の計画を立てる、20:読書」のような感じです。

割り当てる数字の個数を増やすことで、早く出て欲しいタスクに当たる確率を上げることができます。

また「7:遊ぶ」については、必ずしも入れる必要はありませんが、筆者は、このサイコロ作業自体の楽しさを上げるために入れています。

数字の7を割り当てているのは、ラッキーセブンだからです。

時間を決める

次は、実際にサイコロを振る前に、これから取り組むタスクの終了時間を決めます。

特にこだわりがなければ、48分で終了することにしておきましょう。

その後12分休憩し、またサイコロを振って48分作業するというサイクルにするのです。

サイコロを振る

ここまで決めたら、いよいよサイコロを振りましょう。

出た目のタスクに、決めた時間まで取り組みます。時間が来たら終了です。

メリット

この方法はいったいどんなメリットがあるのでしょうか。

自分で決めなくて良い

1つめは、先に述べた通り、取り組むタスクを自分で決めなくて済むことです。

決断のために必要になる精神エネルギーの消費を抑えることが出来ます。

眼の前のことだけを考えれば良い

2つ目のメリットは、次のタスクが何になるかわからないということです。

何故これがメリットなのでしょうか。

サイコロを使わない通常の場合、何かタスクに取り組んでいる時点で、その次に何に取り組むことになるか決まっており、それを自分で知っています。

すると、一つのタスクに取り組みながらも、その次、さらにその次のタスクのことが頭にあるため、全体として大きな一つのタスクがあるように感じられてしまうのです。

遠くて大きなゴールが存在するように感じられてしまうということです。

すると、ゴールが霧の向こうにいってしまい、達成のイメージが強く感じられなくなるので、取り組むための精神的ハードルが上がってしまいます。

これに対して、サイコロを使う方法では、実際にサイコロを振るまで自分が次に何をするのかわかっていません。

ですので、一つのタスクに取り組んでいる時、そのタスクの達成だけがゴールになります。

その先はありません。

すると、そのタスクだけのことを考えていればいいので、達成のイメージが湧きやすくなり、ゴールが近くなって霧の手前に現れます。

そのため、とても取り組みやすくなるのです。

最初のステップが簡単になる

3つ目のメリットは、タスクに取り組む時の最初のステップが「サイコロを振る」になるため、とても簡単にできるということです。

先に述べたように、先延ばし病の人にとって一番難しいことは、タスクに取り組み始める最初のステップを実行することです。

この方法を使うと、最初のステップは「サイコロを振る」というとてもシンプルで簡単なものになります。

サイコロを振るまではどのタスクに取り組むかわからないので、サイコロを振る前段階では、その後どんなステップが待っているかイメージすることができません。

従って、そもそも最初のステップ以外は頭に登ってこないため、「最初のステップのことだけを考える」が自動的に達成されることになるのです。

楽しい

最後のメリットは、この方法は「ちょっと楽しい」ということです。

ある意味ではこの方法の最大のメリットといえるかもしれません。

この方法はランダム性があるため、ちょっとしたワクワク感があるのです。

また、サイコロの目のひとつを「遊ぶ」に割り当てておけば、出目によっては堂々と遊べるというギャンブル要素も含めることができます。

タスクに取り組むというのは基本的に楽しくないものなので、そこにこうした楽しさを加味できるのはとても良いことです。

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