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取り組む準備による対策3

カフェや自習室では、人から見られる席をとる

タスクに取り組むために、外出して、カフェや自習室に行くという人もいるでしょう。

自宅のような慣れた環境では、緊張感がまったくないため、ついダラケてしまいがちです。

環境を変えて気分を新たにすることは、先延ばし病の対策として良いことです。

この時、できれば、自分の作業を人から見られるような席を取りましょう。

一番後ろの席や端の席といった、他の人から見えにくい席を取ってしまうと、自分がサボっていても、その様子を見ている人がいません。

すると、結局緊張感が得られず、自宅にいる場合と同じようにサボってしまいやすくなるのです。

確かに、サボっている様子を他人から見られても、その人たちが注意してくれるわけではありません。

しかし、サボってる様子を他人から見られるのは、心理的に抵抗があるものです。

この抵抗感によって、適度な緊張感を保ち、サボらずにきちんとタスクに取り組むことができるようになるのです。

事前に決めてきちんと休憩をとる

人間の集中力は90分しかもたないと言われています。

あまり長時間連続で作業すると、集中力が切れて効率が落ちてしまうため、あまり得策とはいえません。

なので時々休憩を取るべきなのですが、これを「疲れたら休憩を取る」という形にしてしまうと、いつ休憩をとるか、いつ再開するかを、判断し決断しなければなりません。

この判断・決断という行為は大きな精神的エネルギーを消費してしまいます。

最悪の場合、この判断・決断が行われずに、休憩から戻ってこられなくなってしまう恐れもあります。

ですから、休憩時間はあらかじめ決めておくと良いです。

15時〜15時48分まで作業し、15時48分〜16時まで休憩をとり、16時から再開する、のような形です。

キリの悪い進み具合で止める

休憩時間を、タスクの進み具合ではなく時刻で決めておくと、タスクのキリが悪いタイミングで休憩時間に突入することがあります。

実はこれは、次に続きから始めやすくなるので、良いことです。

切りの悪い時間で区切る

休憩時間を中途半端な分数にしたのにも理由があります。例えば、「15時50分から休憩する」という形にすると、人は「大体50分」という捉え方をして「51分」や「49分」でも良いと考えてしまい、きちんと決めたスケジュールに従わなくなりがちです。

これを「48分」と決めておくと、「47分」や「49分」は「48分」ではないので、きちんと48分で休憩時間に入ることができるのです。

休憩時間のスタートの方を半端な時間にしておけば、あなたの体は分刻みのスケジュールで動くモードに切り替わりますので、作業の再開は「00分」のようなキリのいい時刻でも大丈夫です。

仮眠をとる

もしも、眠くてタスクに集中できないような場合には、事前に決めた休憩時間は一旦無視して仮眠を取りましょう。

眠気をとばすための仮眠のとり方を紹介します。

ポイントは、15〜20分だけ寝るということです。

布団に入ってきちんと寝るのではなく、机に突っ伏して寝るなどして、15分〜20分程度で起きられるようにしましょう。

すると、起きたあとには眠気がスッキリなくなっています。

コーヒーなどでカフェインを取ってからだと、起きる頃にちょうど効いてくるので効果的です。

注意点としては、30分寝てはいけないということです。

30分以上寝ると、体が睡眠モードに切り替わってしまいます。

こうなると、再び体を覚醒させるために時間を要してしまいます。仮眠は20分に抑えるようにしましょう。

休憩時間を固定する

毎日作業時間のたびにその日の休憩時間を決めるのではなく、そもそも休憩時間を「48分〜00分」のように自分の中で決めてしまっておく、という方法があります。

その日の作業開始が11時30分だったとしても、11時48分〜12時00分は休憩時間にするのです。

こうすると、毎日休憩時間を決めるという行程を取らずに済むようになります。

何かを決める、という行程は精神的エネルギーを多く消費しますので、これをやらずに済むのは大きいのです。

このように、固定できるものは固定して、「何かを決める」という行程をできるだけ減らすと、先延ばしにしてしまう確率を下げることができるのです。

タスクを追加できる場所を用意しておく

タスクに取り組んでいる最中にタスクが増えることがあります。

例えば、誰かから依頼のメールが来たり、唐突にやるべきことを思い出したり、蛍光灯が切れ掛かっていることに気づいたり、などです。また、タスクを進める上で「これもやったほうがいいな」と自ら思いつくこともあります。

実は、この「新たなタスクが発生した瞬間」というのは、先延ばし病にとっては危険な瞬間なのです。

新たな「ゴール」として頭の中に出現し、コンパスを狂わせてしまうのです。

すると、せっかく保てていた集中力がきれ、取り組んでいたタスクでも新たなタスクでもない代替行動に手を出してしまう可能性が高まります。

このような場合に備え、タスクを追加できる場所をあらかじめ用意しておきましょう。

そして、新たなタスクが発生した時には、そこに追加しておいて、頭の中から消してしまいましょう。

そのタスクについて考えることをやめるのです。

こうすることで、頭の中に新たなゴールが発生せず、集中力を切らさずに済みます。

その場でやらないタスクは、すぐに頭の中から消す

新たなタスクが発生してからそれを頭の中から消すまでの時間は、できるだけ短いほうが良いです。

そのため、用意する「タスクを追加できる場所」は、できるだけ一瞬でタスクを追加できるようなものにしましょう。

メモ帳や、携帯端末のタスクリストなどが良いでしょう。

スケジュール帳やカレンダーでは「そのタスクをいつやるか」を考えた上で追加しなければならず、それを考えている時間に集中力が途切れてしまいます。

新たなタスクが発生したら、一瞬でタスクリストに追加し、頭から消し去る。

そしてすぐにもとのタスクに戻る。

この一連の動作の素早さが大事なのです。

ただし、もし新たに発生したタスクの緊急度が高く、すぐに取りかかればならないものだった場合は、そのタスクに取りかかればOKです。

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