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先延ばし対策は効かなくなる

慣れ

先延ばしグセを直そうとする時、大きな敵になるのが「慣れ」です。

慣れとは恐ろしいもので、それまで効いていた先延ばし対策を無効化してしまう可能性があるのです。

自分で決めたルールを破ると、習慣化する

例えば、「3ページ問題集を進めたら、漫画を1話読み進めて良い」という先延ばし対策を実行していたとします。第四章で解説した「ご褒美を用意する」です。

ところがある日、問題集で難しい問題にぶつかり、それを考えている間に集中力が切れ、漫画を読んでしまったとします。

すると、自分に課した「3ページ問題集を進めたら、漫画を1話読み進めて良い」というルールを破ることに慣れてしまうのです。

一度破ると、二度目に破るのは一度目より簡単になります。三度目、四度目ともなると、もう漫画のご褒美は先延ばし対策として効果がありません。問題集を進めなくても、漫画を読んでしまうようになります。

環境に慣れる

また例えば、家だとサボってしまうからカフェに行って作業するという人がいたとします。

通い始めた頃は十分に効果があったのですが、段々と、人の目を気にせずに動画サイトを見たりSNSを見たりできるようになってきました。

カフェに慣れて、居心地が自宅と変わらなくなってきてしまったのです。

こうなると、カフェに行くという先延ばし対策の効果が切れてしまっています。

スケジュール無視もいつものこと

先延ばしグセのある人は、「自分で立てたスケジュールを破る」ということに慣れきっている人が多いです。

初めて立てたスケジュールなら一生懸命守ろうとするでしょうが、スケジュールを破り慣れた状態で立てたスケジュールの場合、守り抜くのは至難の業です。

このように、先延ばし対策は初めてやってみた時には効果があったものも、「慣れ」によってその効果がなくなってきてしまうことがあるのです。

効かなくなる恐怖で先延ばし対策が実行できない

先延ばし対策が「慣れ」によって効かなくなるという現象を実際に経験し、様々な先延ばし対策が効かなくなってくると、段々と「この先延ばし対策が効かなくなったら、もう試せる方法がなくなってしまう。そうなっては困るから、実行するのを控えよう」という意識が働くようになります。

すると、そもそも先延ばし対策を試してみることを躊躇するようになってしまいます。

こうなると、もはや何もできません。

こうして「何もしない状態」に突入してしまい、「自分はできない」という思いばかりが重なって抜け出すことができず、膨大な時間をドブに捨て始めるのです。

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